私達は、ラスベガスの二の舞にならないように早めに空港へ向かいました。 この時期のカンクンは、シーズンオフだったので空席があり娘も席をとってもらえました。 ダラス発am9:30のカンクン行きは、サンダーストームの為am11:00の出発になりました。 空港内は、飛行機の大渋滞といった感じで滑走路待ちをする飛行機で混み合っていました。 pm1:00、予定より1時間遅れで私達を乗せた飛行機は、カンクンへ到着しました。 カンクンはメキシコでも大きなリゾート地で、1年の3分の2が晴天という素晴らしいところです。 空港を出ると、サンサンと照りつける太陽が迎えてくれました。 空はダラスの空に似てるかなぁ。でも、湿度が高く蒸し暑かったです。 私達は、空港からシャトルバスに乗りホテルへ向かいました。 シーズンオフだというのに、空港にはたくさんの観光客が訪れていました。 その為、入国に時間がかかりホテルに着いたのは、pm3:30頃でした。 残念ながらオーシャンビューの部屋ではなく、窓からはFlamingo Plazaが見えました。 ホテルのビーチに出ると、カリビアンブルーの海とパウダーのような白い砂浜がどこまでも続いていました。 いよいよカンクンリゾートの始まりです。 |
私達は、着いた時間も遅かったのでFlamingo PlazaにあるLOS RANCHEROSへ夕食を食べに行きました。 pm9:00〜は、マリアッチバンドが入るということで、早めに予約を入れました。 時間に余裕があったのでFlamingo Plazaで買い物でもしながら待ちました。 Flamingo Plazaは比較的小さく、お土産屋や、シルバーアクセサリー、ファーストフード、レストランが立ち並ぶショッピングセンターです。 私達は少し早かったのですが、LOS RANCHEROSへ入りました。 メキシコ料理のこの店は、ククルカン通りに面していて外で食事もできます。 店員達は陽気な方ばかりで、頭に料理を乗せて運んだり、バンドの演奏が始まればお客と一緒に踊ったりと、とても盛り上がります。 ピーという笛の音で、テキーラを口の中に注ぎ込まれます。 そして、その後は頭をシェークされフラフラに… 私達は大丈夫でしたがテキーラの一気飲みをしたお姉さんがいましたよ。 大きなグラスに注がれたフローズンマルガリータは、やっぱりメキシコだね! おいしかった〜 娘も眠い目を擦りながらもノリノリで、とにかく楽しいレストランでした。 料理も「最高!」テーブルの真中にド〜ンと置かれたロブスターは、なんて贅沢なディナーなんでしょう! 思わずカメラを抱えてしまいました… 食事をしていると、陽気な店員がやってきてメキシカン・ハットをかぶらせて写真を撮るサービスがあります。 写真は勝手に撮られます。 気に入ったら旅の記念にどうぞというものです。 毎晩pm9:00〜10:00には、陽気なマリアッチバンドが入ります。 本当は、この時間に合わせて入ろうと思ったのですが、おなかも膨れたし店の入り口で演奏するマリアッチバンドの姿を見れたので今回はこれで満足です。 |
今日はこのあたりで一番大きな遺跡であり、世界文化遺産に指定されているChichen Itzaを訪れます。 Chichen ItzaはCancunから205Kmのところにある為、私達はバスツアーを利用することにしました。 ホテルで朝食をとり、ロビーへ向かおうとした時、私達に1人のメキシコ人が声を掛けてきました。その人は、誰に教えられたのか、大阪 弁混じりでかたことの日本語を喋る添乗員さんでした。 AM8:00にホテルのロビーで落ち合うことになっていたのですが、8:00前にHOTELに着いたらしく、レストランまで探しに来たのでした。 アメリカの時間感覚に馴らされた私達は、とても時間に正確なこのツアーに驚きました。 さらにバスに乗ったらびっくり! なんとこのバスは「Mercedes-Benz」だったのです。バスの入り口には66の文字、「BENZの66号車!」 なんて覚えやすいバスなのでしょう… バスは、私達を乗せた後もホテルゾーンを回りながらツアー参加者を乗せ、Chichen Itzaへ向かいました。 多少、空気口が壊れていてエアコンの調節ができない所もありましたが、席は広々、140度くらいのリクライニング付きで、さすがはBENZ! 乗り心地は最高でした。 ツアーの添乗員は、英語とスペイン語で解説しながらバスは進んで行きました。 この「英語とスペイン語」って所がいかにもCANCUNらしいのですが、ただでさえ聞きにくい英語の発音に加え、スペイン語でも話すもんだ から、英語を話しているんだか、スペイン語を話しているんだかさっぱり解りませんでした。こっちもたいして英語が話せるわけでもないの で、チンプンカンプンです。(笑) |
車窓から見える風景は、どこまでも続く広いジャングでした。ジャングルと言っても、私が想像していたアマゾンのものとは違いわりと開放
的な熱帯雨林です。 ジャングルを抜けるとValladolidのダウンタウンに入りました。このダウンタウンは車の中からみた途中の町の素朴な町並とは違って観光客 で賑わっていました。ここは、かつてMaya族に捧げられた町らしいです。 私達を乗せたバスは、Valladolidのダウンタウンを過ぎた後、すぐ近くにあるお土産屋さんのようなところで休憩を取りました。 この近の町は、Cancunのような観光地とは違い、建物も住んでいる人々の生活も素朴な感じがしました。 車窓からは、子供達がアルマジロをペットのように抱きかかえている姿を何度か目にしました。アルマジロと言うと、どうしてもテキサスの イメージが強く、こんな所で生きたアルマジロを見るとは思ってもみませんでした。 その後バスは、AM11:30頃ツアーの目的地Chichen Itzaへ到着しました。 バスを降りた後、添乗員の後に続いてここで一番有名な"El Castillo"というククルカン・ピラミッドの目前にまで行きました。 添乗員は、その場所で1時間以上も遺跡について語り続けていました。 あれ?自由行動だって言っていたのに・・・? そうです。この添乗員さん、遺跡の解説もやるのです。思い出してみると、バスを降りるときに「ここにもツアーがあり、お金を払えば英語や スペイン語、日本語の解説者が遺跡を案内してくれます。が、私の解説でよければチップだけで解説します。」なんて言っていました。 そうとは気づかず、すっかりこの解説を聞いてしまった私達は、次の場所に移動するときにハタとこのことに気付き、それからは自由行動をす ることにしました。(笑) |
まずは、球技場(El Juego de pelota)を見に行きました。 ここでは、あちこちで手を鳴らす姿を見ました。実はこの闘技場、音響効果を考えて作られており、手を鳴らすとその音が壁に反響してそのこ とが実感できるのです。 球技場の両側の壁には、死を象徴するドクロが描かれたボールのレリーフがあり、ここで行われた競技の意味が記されています。 ボールの右側にいるのは勝ったチームの代表で、自ら進んで首を刎ねられている様子が描かれています。彼らは都の使者として死後の世界へ行 くために進んで死んでいったそうです。ボールの左側に立っているのは敗者で、右手に黒曜石の大きなナイフを持ち、左手には切り落とした首 を持っています。 つまり、ここでの競技は都の使者を選別するもので、敗者が勝者の首を落とし、勝者は使者として死後の世界へと旅立って行ったという事なん でしょうね。競技して勝ってまで死にたがるなんて・・・チョット変な感じです。 |
次に向かったのが先ほど長々と解説を聞いていた場所の目の前にあるククルカン・ピラミッド(El Castillo)です。
このピラミッドは、左右の階段の下に羽毛を持つ蛇(ククルカン)の頭を持っています。 91段の急な階段をのぼると、自分はどこまでも続くジャングルの一部に過ぎないと思えるような広大な景色を一望することができます。 なにより凄いことは、こんなジャングルの真ん中に文明を築いたことだと思います。 ピラミッドを登ると神殿があり、東側の入り口から中に入ることができます。 中にある狭い階段を昇って行くと、ヒスイの目をした赤いジャガー像とチャック・モール像のある部屋に着きます。 このピラミッドに登るのは容易いのですが、降りるとなると思っていたよりかなり急で小さな子供を連れては登れない所です。 私達は片方が子供の面倒を見ながら下で待っており、一人ずつ登って来ました。 すっかりピラミッド登りでくたびれた足を引きずりながら、まだ遺跡の半分も見ていない私達は、それからものどの渇きと日光の熱さに耐えなが ら残りの遺跡巡りを続けました。戦士の神殿・千本柱・旧Mayaの遺跡等、まだまだ見るところはあります。 そうそう、すっかり書き忘れていましたが、このChichenの遺跡はマヤ文明とアステカ文明が交わった場所なんだそうです。 ながながと聞いた添乗員さんの解説によると、もともとはマヤ族がこの場所に文明を築いたのですが、アステカ族が南進してきたときにこの場所 に辿り着いてマヤ族を征服し、その後優れたマヤ族の知識を取り込んで、新たにこの場所に複合文明を築いたのだそうです。 まぁ、マヤ文明についてはいろいろな歴史学者が解明に取り組んでいるけど、未だに「これだ!」と言えるものは無いそうなので、いろんな話の 一部をもっともらしく話しただけでしょうけどねぇ。 確かに、遺跡の右側半分と左側半分では奉っている神の種類も違うし、遺跡の種類も多少違いが感じられます。 右側の古い遺跡の方は天文台や神官の神殿など温和で地味な構成になっているのですが、左側の新しい遺跡の方は戦士の神殿や闘技場など好戦的 で派手な構成になっています。 主人の話によると、古い遺跡の方が新しい遺跡よりも自然に調和しているように感じられたそうです。なにより、古い方は近くまで行かなければ それと気付かないような感じでひっそりと作られているらしく、「遺跡!」って感じがしたそうです。(笑) 2つの異なる民族がこの地に文明を築いたと言う話は意外に本当かもしれませんね。 Chichen Itzaの遺跡見学は、思っていたより敷地が広く、サンサンと照りつける太陽の下を歩いて回るのはかなり体力を消耗します。 主人は、はりきって遺跡めぐりを楽しんでいましたが、私はすっかり疲れてしまい、古いマヤの遺跡を見ることは諦めて途中の休憩所で子供と休 んでいました。 一人で意気揚揚と古い遺跡も巡ってきた主人ですが、さすがに疲れたらしく帰りのバスの中ではぐっすり眠りについていました。 皆さんも機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか? 遺跡にチョットでも興味があれば、楽しめること請け合いです! 但し、行くときには「水(一人500cc以上)」「帽子」「タオル」は必須です。あ、あと「靴」ですね。 私達が参加したツアーよりチョット(?)高めですが、日本語ガイド付きのツアーもあるようなので興味とお金のある方はどうぞ。 |
私達は、ホテルの向かい側にあるFlamingo Plazaからダウンタウンとホテルゾーンを周遊するバスに乗りKukulcan Plazaへ行きました。 バスの料金はどこで降りても、一人N$5.00(US$0.50)です。 私達は、Cancunに来て初めてのバス移動でした。 バスは、スピードオーバーなんて当たり前のように、ビュンビュン走り、バス停ごとに止まることはありません。 降りる時は、乗車の際に運転手に行き先を告げるか、目的地の手前でドアに向かって降りる意思を運転手に知らせなければなりません。 私達が降りた先は、人々の乗り降りの多いKukulcan Plazaだったので、乗り過ごしてしまうことはなかったのですが、日本人の感覚では考えられない ものでした。 Kukulcan Plazaは、Flamingo Plazaより大きなショッピングセンターです。 私達は、この中にある「OK Maguey」というメキシカンレストランで食事をすることにしました。 ここで飲んだお土産にもなる細長いグラスに入った、ココナッツとパイナップルジュースがミックスされたフローズンマルガリータは、トロピカルジ ュースみたいでとても美味しかったです。 ここでは、ノンアルコールのフローズンマルガリータもあるので、いつもパパとママとは別のものを飲んでいて不満げだった娘も大満足でした。 メキシカン料理は、「さすがは本場メキシコ! どっかのTEX-MEXとは違いますねぇ」って感じでとてもGoodでした。 ファヒータの味も良く、驚いたのがビーンペーストが美味しかったことです。メキシコからTEXASにそのままの味で伝わって欲しかったなぁ… この店でも、メキシカンハットをかぶって記念撮影をしてくれました。 ここの写真は、デジカメで撮影してパソコンで合成したものなのです。 だから画像もそれなりで、「LOS RANCHEROS」の方が写真は良かったです。 何事も旅の思い出と言えばそれまでですが… |
私達は、旅行の初日にCancun空港のインフォメーションで、1人のメキシコ人につかまりました。 その人は、ツアーのメニューを見せて、ツアーの予約ならここで申し込むと安いよ。と言ってきました。 私達はツアーで行くつもりはなかったのですが、ドルフィン・スイムのツアーがあるのならこれでもいいかなぁ。と思い彼の話を聞きました。 話によると、ROYAL SOLARISというホテルが新しく建設中なのでWelcome Partyが月曜日にあるので、そこへ行ってその後にツアーの申し込みをしましょう。 というものでした。 私には、なんでROYAL SOLARIS HOTELが関係あるのかわからなかったのですが、これは、ツアーとは全く関係の無いものでした。 am10:00に空港で会ったインフォメーションの人がホテルに迎えに来ました。 私達は、タクシーに乗るとROYAL SOLARIS HOTELへ連れて行かれました。 HOTELに着くとHOTELの営業の方が話をされ、HOTELの中を案内してくれました。 このHOTELは、全客室がオーシャンビューの部屋で会員制のHOTELなので、一般の客が泊まれるようなHOTELではないそうです。 私達は、HOTELのバフェイに案内されその方と一緒に食事をしました。 とっても素敵なホテルなのですが、営業さんがついてまわるだけあって目的はHOTELの会員になり50年後には部屋の一室と素晴らしい景色が1週間だけ自分のものになると言うのです。 夢のような話なのですが、50年間毎月$600も支払うなんてそんなにリッチな生活ができる身分ではないので、丁重にお断りしておきましたが、こんなHOTELの会員になるような人はどこかの富豪なんでしょうねぇ。 ほんと夢ですよねぇ。 こんな、話を聞かされ肝心のツアーの方はドルフィン・スイムをして帰るだけのツアーだったので、せっかくイスラ・ムヘーレスまで行って島巡りもしないで帰るのはもったいないので、 キャンセルし、ドルフィン・スイムだけの予約を入れ個人でイスラ・ムヘーレスへ行くことにしました。 結局、どうでもいい話を3時間も聞き、私達の貴重な時間はこうしてなくなってしまったのです。 普通に暮らしていたら、こんな豪華なHOTELに泊まることはできないんだなぁ。と改めて思いました。 |
私達は、三日目にしてようやくビーチへ行くことができました。 ホテルのビーチは、外洋なので波は荒く海岸線も岩場が多いので、子供が泳ぐには波が高く、旗の色は黄色であまり安全とは言えないため、この半島の7の上辺に面したビーチで泳ぐことにしました。 7の上辺に面した海は、ムへーレス湾の中なので波は穏やかで遠浅なんです。 どこのビーチがいいかなんて、全く考えていなかったのでホテルの人に教えてもらい、Coral Beachへ行くことにしました。 Coral Beachへは、「Fiesta Americana GrandCoral Beach Cancun」というピンクのホテルが目印で、ここでバスを降りると白い砂浜と透き通るような青い海がありました。 ビーチには、パラパという日除けが並んでいてこれを使うには、レストランで何か注文しなきゃダメみたいです。 私達は、ドリンクだけで使っていましたけど… 私達が泊まっているホテルの海とは違ってとても波が穏やかでした。 海の中は温かいのですが、風が強く海から上がるとちょっと肌寒く感じました。 娘は、海が気に入ったみたいでなかなか上がろうとしませんでした。 砂浜でも、顔中砂だらけにしてはしゃいでいました。 初めて泳いだ海がCancunだなんて、なんて贅沢なんでしょう。(笑) 夕方になるにつれ、波が高くなってきましたがそれほどの波じゃなかったです。 海はとてもきれいでしたが、シャワーは水が冷たく、ビーチには更衣室というものはありませんでした。 聞くところによると、着替えはトイレの中でするか、水着のまま帰るか。 ほとんどの場合、水着を着たまま帰るようです。 娘は、はしゃぎ疲れて荷物をまとめている間に眠っていました。 最初の計画のビーチでのんびりというのはムリでしたが、とても楽しかったです。 |
ここは、ホテルから歩いて行けるリブ・ステーキのレストランです。 外装は、イタリアンレストランのようですが、お客はアメリカ人が多かったです。 アメリカ人は、旅行に来てもビーフとハンバーガーは外せないようです。 この店には、ビーフやポークなどのリブがあり、サイズもラージかハーフを選ぶことができます。 店に入って目に付いたのは、「MIDORI」と書かれたカクテルです。 「MIDORI」なんて、日本から入ってきたのかなぁ? なんて言っていたのですが、たぶん、メロンソーダか何かで作ったカクテルで甘〜いんじゃない? などと話しただけで、結局飲んでみるのを忘れました。 どんな味だったんだろう? ちょっと、気になるなぁ… リブ・ステーキの味は、まぁ、美味しかったのですが甘いタレをつけて焼いているので、食べているうちに飽きてしまいました。 量的には食べていなかったように思うのですが、肉は、かなりお腹にたまります。 Cancunに来てまで、食べるほどのこともなかったかなぁ。 と感じました。 |
私達は、一度ホテルに戻ると、Coral Beachへ向かうバスの中で見つけたFrea Marketへ向かいました。 バスの中で見ただけでは距離感がわからなくて、「Senor Frog's」というナイトクラブの前でバスを降りました。 その場所は、、Frea Marketの手前だったので歩いて行くことにしました。 Frea Marketには、たくさんの民芸品店が並びその一角にメキシカンヘアーを編んでくれる店がありました。 ここでは、三編みにしビーズをつけてくれたり、半分だけ編み込みにしてくれたりと様々なアレンジがありました。 私もいくつかのヘアー写真の中から自分が気に入ったものを探し、メキシコ人のおばさんに編んでもらいました。 私が選んだのは、半分だけ編み込みにして花を形どったビーズをヘアーバンドのようにつけてもらうヘアーでした。 所要時間は15分くらいで、ヘアースタイルによって値段が違うようです。 私は、値段を聞かずにやってもらったので出来上がってから値段を聞いてびっくりしました。 というのも、N$500.00と言われたからです。 500と聞くと、US$の$500を想像してしまい、「え?そんなにするの?」と財布の中身を確認しました。 500とは、メキシカンドルのことだったのですが、普段からUS$で暮らしていると混乱してしまいます。 結局、持ち合わせたメキシカンドルでは足りず、US$で$55支払いました。 肝心なことが抜けてるんだよねぇ。(笑) でも、気分はメキシカンってな感じになれるへアースタイルですよ。 観光客の多いCancunでは、夜に外を歩いていても平気なようです。 帰りのバスの中から見た「Senor Frog's」の前には、噂通り外に行列が出来ていました。 ここは、昼間はメキシカン料理のレストランで、夜はアメリカ人に人気のダンスクラブになっています。 さすがに、子連れで入るところではありませんが、入り口でイメージキャラクターのセニョール・フロッグが迎えてくれます。 |
私達はCancunの沖約8kmに浮かぶ小さな島イスラ・ムヘーレスへ向かうため、Playa LangostaにあるDolphin Discoveryのオフィスへ行きました。 Dolphin Discoveryのオフィスでドルフィン・スイムの予約の確認を行い、am10:10イスラ・ムヘーレスへ出発しました。 シャトルボートからの眺めは最高で、透き通るような海を眺めていると海底に浮かぶ藻や魚の姿を見ることが出来ます。 カリブの海には欠かせない海賊船をイメージした「Captain Hook」という船を見かけました。 海賊ショーとロブスターディナーのクルージングを楽しむ船で、是非一度乗ってみたいですねぇ。 私達が乗ったボートには、日本語ツアーに参加したと見られる日本人の姿がありました。 添乗員は、現地の方でかたことに毛が生えた程度の日本語を話していました。 昨日訪れたFrea Marketのお店の親父の方が日本語はうまかったような気がします。(笑) 私達を乗せたボートは、約40分でイルカ達の待つ、Dolphin Discoveryへ到着しました。 桟橋の上から、元気に飛び跳ねるイルカの姿を見ることが出来ます。 それだけで、来て良かったと実感します。 私達は、午後3:00からのスイムプログラムだったので、その間、イスラ・ムヘーレスの島巡りをすることにしました。 |
この島は、真っ白な砂浜、どこまでも青く高い空、透明度の高い海、優雅に泳ぐウミガメやサメ、
熱帯魚の群れ、緑の木々とまさにカリブの楽園そのものです。 車で南北を走っても30〜40分の小さな島なので、ゴルフカートやスクーターを利用して島内観光を楽しむ姿が見られました。 私達も、ゴルフカートを借りて島巡りをしようと思ったのですが、ダウンタウンに行かなければカートが借りられないことを知り、 タクシーを利用することにしました。 まずは、ウミガメの研究施設、博物館などがあるトルトゥガス公園(Parque de las Tortugas)へ向かいました。 イスラ・ムヘーレスにはカメが産卵にやってくるので、その卵を保護して孵化させ、また海へ返している公園です。 公園内には、大きな水槽に入れられたカメが見られます。 桟橋を渡った所でも、ウミガメが元気に泳ぐ姿が見られます。 園内には、小さな水族館もありカリブ海で見られる熱帯魚や子ガメの泳ぐ姿がとてもかわいいです。 この公園は、カメを見る以外何もありませんが、とてもきれいなところでした。 |
私達は、先ほどのタクシーにお願いして、マヤの遺跡が残る島の最南端へ連れて行ってもらいました。 イスラ・ムヘーレスは、マヤの時代に貿易の拠点とされていたらしく、島の南端にはその建物の一部が残っていました。 200m程の遊歩道を歩いて行くと、メキシコらしくサボテンが咲いているのを見かけます。 道を横切るイグアナの姿もあり、観光地と言う気がしないところで、島の南端に遺跡がポツンと建っているだけの所でした。 島の南端に行くと、それはそれは眺めが良く遥か向こうにはCancunのホテルゾーンが見えます。 中でもとびきり、目立つのがCity HallにあるBig Flagと呼ばれる大きなメキシコの国旗です。 波打ち際まで行ける石段があり、素晴らしい景色を間近で見ることができます。 遺跡に興味のない方でも、この景色を見れば大満足すること間違いないでしょう。 |
私達は、Parque de las Tortugasから待たせておいたタクシーに乗り、島の北側にあるセントロへ向かいました。 ドライバーにお勧めのレストランを尋ねたのですが、その日は店が閉まっていたため、お土産屋やレストランが並ぶ島の中心地でタクシーを降りました。 ランチは、El Meson del Becaneroというレストランに入りました。 シーフード料理がメインの店でしたが、ピザ・パスタ・リゾットなどのイタリア料理もあり、シーフードをふんだんに使ったリゾットはとっても美味しかったです。 強い日差しの中を歩き回ったので、ビールがとても美味しく感じました。 私達はメキシコに来て、メキシコの「DOS EQUIS」と「Corona」ビールを飲みました。 この暑さの中で飲むビールはやっぱり美味しいですね。 食事が済むと、セントロの街を少し歩きました。 島の北側には、真っ青な海に白く輝く砂のビーチが広がる、Playa Cocoがあります。 波は穏やかで、どこまでも続く遠浅の海を眺めているのも素敵ですねぇ。 主人は、このココ・ビーチに行きたかったようですが、この後の予定があったのでビーチでのんびりしている時間はなく、 この暑さの中を子連れで15分歩く元気もなく、泣く泣く島の西側の港を眺めながらタクシーに乗り込みました。 |
私達は、タクシーに乗り、Dolphin Discoveryへ向かいました。 ドライバーにDolphinと告げるだけでDolphin Discoveryへ連れて行ってもらえました。 ドルフィン・スイムを申し込んだ時、スペイン語で何と言うか教えてもらったのですが、 すっかり忘れてしまい通じるかなぁとチョット心配でしたがイスラ・ムヘーレスでDolphinとは、一ヶ所しかないので問題無かったみたいです。 ここにはロッカーがあり、受付で鍵を借りると着替えなどを入れておくことができます。 ただ、更衣室とうものはないので、トイレで着替えるかあらかじめ水着を着て行くかするしかありません。 ドルフィン・スイムは、ここに来た一番の目的だったのでとっても楽しみです! これには、私だけがチャレンジしたので上手くできるか心配でしたが、日本語のビデオで事前に正しいイルカとの接し方を学んだので大丈夫でした。 日本語ツアーに同行していた添乗員が、親切に説明してくれたので英語のわからない私でも心配ありませんでした。 この、添乗員の方は英語が全然話せないそうで、スペイン語と日本語を話し、普段は運転手とコスモツアーの日本人を対象としたツアーのガイドをしているそうです。 日本人観光客の多い観光地だけあって、日本語を話す現地の方が多いように思いました。 ドルフィン・スイムが始まるまでの間、私達は木陰で休みながら前の人が楽しそうにイルカと泳ぐ姿を見ていました。 岩場には、イグアナの姿もありオスとメスでは大きさが違うんだねぇ。 などと話ながら南国の自然の素晴らしさを感じていました。 |
いよいよ、待ちに待ったドルフィン・スイムの始まりです。 参加者は、グループごとに分かれライフジャケットを着ると指導員の指示に従って海に入りました。 何を隠そう、直前までこんな深い海で泳ぐなんて考えてもいなかったのです。 想像していたのとは違って、全く足の届かないところだったので泳ぎに自信がない私は大丈夫かなぁと直前まで思っていました。 始めは、イルカの体に触れるところから始まりました。 魚のようなうろこはなく、ツルリとした肌でした。 もっと、ヌルヌルしているのかなぁと思ったけど違ってました。 その後は、イルカからの熱いKiss! これも、想像していたより口が硬くてほっぺたをムニュッと押された感じのKissでした。 手を広げて待っていると、後ろから2頭のイルカがやってきて背ビレをつかんで泳ぐプログラムがあります。 私の前の3人は、上手くイルカと泳いでいたのですが、私の番になり待っているとイルカの姿が1頭しか見つからず、 左側にやってきたイルカの背ビレにつかまってイルカと一緒に泳ぎました。 でも、まだ半分だというのにイルカは私を置き去りにしてご褒美をもらいに指導員のところへ帰っていってしまいました。 とり残された私は、再度イルカと一緒に泳いだのですが、またまた左側に1頭しか来なくて、あれれ?と思っている間に終わってしまいました。 私がドルフィン・スイムを行った時間は、本日の最終だったため参加者が多く、私達のグループは6人で行いました。 きっと、イルカも疲れていて指導員の指示など聞いていられない心境だったのかもしれませんね。 次に、手足を伸ばして待っていると2頭のイルカが足の裏を押してくれるプログラムがありました。 これは、バランスをとるのが難しそうだなぁ。と思っていたのですが、思っていたより簡単でイルカに乗って水上スキーをしているみたいで楽しかったです。 最後のプログラムは、足ヒレをつけて2人で持った棒の上をイルカがジャンプするというものでした。 私は、アメリカ人の男性とペアになりイルカのジャンプをしました。 棒を持ってプカプカ浮いていると、水族館のショーのスタッフになった気分です。 こんなに間近で見たのは初めてで、水族館より迫力のあるイルカのジャンプでした。 この後は、イルカと一緒に自由に泳ぎまわりました。 みんな、なんとかイルカに触ろうと必死でした。 私も手を伸ばして何度かイルカに触ることができました。 でも、足ヒレを付けて泳いだことが無かったので、プカプカ浮いているのはラクなのですが、なかなか思うように泳げず、 イルカを見つけても何度も空振りに終わってしまいました。 私のイルカと一緒に泳ぐという目的は果たされたわけですが、30分という時間はとても短く感じました。 また、機会があればイルカと一緒に泳ぎたいですね。 2頭のイルカが足の裏を押してくれるプログラムはホント最高ですよ! 私がドルフィン・スイムを楽しんでいる間、娘は泣き続けていましたがイルカより砂遊びに夢中だったようです。 ドルフィン・スイムの後は、自分達がイルカと遊んでいる様子を写したビデオの上映があります。 このビデオは、BGMまで入って結構凝ってるんです。 売店で販売しているので上映が終わったら買うことができます。 始めは、心配だったドルフィン・スイムも終わってみるとあっという間で、できれば、もっと空いている時期に来て泳ぎたかったです。 そうすれば、30分という短い時間でももっとイルカと触れ合えたのになぁ。 私達は、最終のシャトルボートでイスラ・ムヘーレスを後にしました。 Cancunから40分のこの島は、とても美しくのんびりとしたところで1日じゃその素晴らしさを知るには足りないような気がするところでした。 |
シャトルボートの中で日本語ツアーの添乗員から、セントロ地区にあるJapanese Restaurant Yamamotoへの行き方を聞きました。 その方は親切にバスをどこで降りればいいか教えてくれました。 Playa Langostaから、セントロ行きのバスに乗りラ・プラという所でバスは止まりました。 全く来たことがない場所だったので、ここから徒歩5分なのかなぁ。 とか言っていたら、この先セントロという看板を見つけました。 まだセントロにも入っていなかっうたのです… 結局、ラ・プラでは通じなかったというわけで、私達は、タクシーに乗り直接「Yamamoto」へ行ってもらいました。 Japanese Restaurantというと、こぎれいなお店を想像していたのですが「綺麗」とはチョット言えないような店でした。 なんで、ここまで来て日本食? と聞かれる方がいると思いますが、Dallasでは、高くてなかなか食べられない寿司・刺身などの海の幸をCancunに来てまで食べようじゃないか! という単純な理由からなんです。 店内には、なんとビックリ日本人の客が結構入っているということでした。 駐在の方かなぁと思いきや、添乗員付きの日本人ツアーの方までいて、私達から見れば日本人が、Cancunに来てまでコースで頼まなくても日本に帰れば美味しい和食が待っているんじゃないの? と言わずにはいられないのですがどう思います? お味は?というと、日本で食べる刺身の方が数段美味しいということは言うまでもありませんね。 でも、Dallasで食べるネタよりは海が近いだけあって美味しかったですよ! 何が一番とは言えないにしても、少なくてもイカは美味しかったなぁ。 こんなに食べたら結構高いんじゃないの? と思っていたのですが、大人2人と子供1人でお腹いっぱい食べても、それほど高い夕食ではなく、 タクシー使ってセントロまで日本食を食べに来て良かったなぁ。と大満足でした。 でも、この店で飲んだ地ビールは最悪だった。 もう二度と飲むことはないだろうけど、地ビールなんて試すんじゃなかった〜。 バスは、セントロの街を抜けホテルゾーンへと入って行きました。 CancunのメインストリートであるBlvd. Kukulkanは、夜になっても人の乗り降りが激しく、いきなりバスの中で陽気に歌い出だしたかと思うと、 1曲歌い終わるとチップを集めバスを降りて行きました。 なんの歌を歌っていたのかは、全くわかりませんが娘はノリノリで聞いていました。 あの巻き舌はスペイン語で歌っていたということは間違いないでしょう。 こうして、私達の最後の夜は暮れていきました。 |
Cancun最終日の今日は、チェックアウトの時間まで、ホテルのビーチとプールで最後のリゾートを楽しみました。 ビーチは、相変わらず波が高く水も冷たかったので砂浜で少し遊んで、プールに行きました。 4日間Cancunにいて、ホテルのプールを利用したのは初めてでした。 プールサイドには、バーもあってプールにつかりながら1杯飲むこともできます。 午前中ということもあり、プールの水は冷たかったのですが娘は楽しそうにライフジャケットを着て、プカプカ泳いでいました。 あまりに楽しく遊んでいたので、今日帰ることを忘れてしまいそうでした。 娘がプールから出るのを嫌がっているのをなんとか説得し、私達は部屋へ戻りチェックアウトを済ませました。 予定より1時間近く遅れて、空港行きのシャトルバスがやってきました。 おかげで、アメリカンエアーのカウンターは混雑していました。 空港でチェックインしたのが遅かったこともあり、食事もままならぬまま飛行機に乗りこみました。 予定時間より30分近く早い出発で、私達を乗せた飛行機はCancunを飛び立ちました。 窓から見える青い海ともしばらくお別れです。 今度はいつ行けるのだろうか… そんなことを思っているうちに、2時間45分のフライトは終わろうとしていました。 Dallasの空は相変わらずの雨模様です。 今回の旅は、ビーチがメインと言うよりは遺跡巡りにイスラ・ムヘーレスの島巡りと移動の多い旅だったように思います。 移動が多いのはいつもの事かもしれませんが…(笑) 時間の都合で行けなかった「AQUA WORLD」で潜水艦に乗ろう!や、「Xcaret」のマリンパークで1日おもいっきり遊ぶ!を次回Cancunを訪れる機会があったら、 旅行のプランに入れたいと思っています。 ただ、メキシコでは「水」だけは飲まないように注意してください。 喉が乾いたらミネラルウォーターを飲むことをお勧めします。 歯磨きの後のうがいにまで気をつけていたのに、旅行中お腹を壊した人を私は知っているからです。 メキシコの水は、サラダに付いた水滴でさえも危ないみたいです。 |